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● 株式市場は当面「トヨタショック」の様相を引きずっての展開となってこよう。約3年前トヨタ自動車(7203)とホンダの株価は約3,700円の差があった。その前の1年間で値幅がおよそ1,000円拡大し、2007年2月27日終値のトヨタ自動車は8,340円、ホンダは4,640円と最大のカイ離となっていた。当時の業績はトヨタ自動車の2007年3月期が2ケタ増収増益となり、売上高が23兆9,480億円。ホンダも売上高が11兆871億円と微減ながら高水準にあった。日本経済は決して好調とは言えなかったが、輸出産業が何とか景気を支えていた。
ひと昔前になるが当時2,500円前後にあったブリヂストン(5108)の株価はリコール発覚から大幅続落した。約2ヵ月後の2000年10月20日には938円の安値を付け、その後800円の最安値を付けた。今回のトヨタ自動車のケースも同様で安易に押し目買いは入れそうにない。これはトヨタ自動車の株価だけではなく、マーケット全体に影響を及ぼしそうだ。
中国需要で潤っている企業は好決算が見受けられる。以前は「米国がクシャミをすれば日本は風邪をひく」とされていたが、今では主語の米国に中国が加わった状況でもある。温家宝首相が「適度の緩和的な金融政策を維持する」と述べているように、今はまだ利上げを伴う本格的な引き締めではない。今後の一段と存在感を高めてこようが、ただ一時的にしろ中国人民銀行がハンドリングを引き締めに切ったのは事実であり、日本市場にもそれなりの影響が出るのは避けられない。
このような相場状況の中、妙味的なテーマが浮上してきた。2010年は「3Dテレビ」の元年といった感じで、立体的な3D(3次元)映像が見られる「3Dテレビ」が注目されてこよう。SF映画「アバター」が大ヒットしている事も3Dテレビが注目を集めるキッカケにもなっている。専用のメガネをかけることによって立体的に見える。これをテレビでもメガネをかけなくても見える映像が期待できる「3Dテレビ}の元年(スタート)と考えられる。
いずれにしても日経平均株価は想定内の中で今は動いていると認識したく、昨年12月2日と3日に9,643円ぐらいで窓を開けている。そこまで下押しすれば理想だが・・・。
● 不二家(2211)東証1部 好決算を発表しての展開である。ほぼ180円台を固めて200円台トライ。地味な業種だけにサプライズ的な上昇は限定的であるものの、マックスで250円までか。 本日191円△11円
● 富士機工(7260)東証1部 106円の3点同時から急発進。直近で大きく上昇過程。売り上げ779億円→797億円。営業利益10億円→23億円、経常利益6億円→17億円と大幅上方修正。これは土地を売却とかの話しではなく、本当の企業努力の上方修正であったようだ。150円前後まで下押せば買いスタンスかも・・・。 本日205円△19円
● 東洋ゴム(5105)東証1部 江蘇省に年間200万本のタイヤ製造拠点を設立し、営業利益が前年同期比(四半期決算)10倍となり、直近で(155円から)上昇している。押し目狙いの低位株銘柄だろう。 本日189円▼9円
・特に今年は持ち合い解消売りは例年よりも多い(銀行などから)
○ 「今日の気になる株」は1銘柄記載しております。
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